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国内観光業・サービス業者様向けサービス英語で日本の食文化を紹介するブログ"About food in Japan"についてAbout us(英語)Owner's profile(英語)Blog - About Food in Japan |
Tomoko Inoue プロフィール(経歴)
【生い立ち、大人になるまで】 東京在住。千葉県生まれ、千葉県育ち。 父の転勤で中・高校生時代3年間は大阪で過ごす。 幼い頃から、毎日・毎回の食事やおやつを、楽しみに過ごしていました。 高校時代には、美味しいものの情報を求め、お小遣いやアルバイトで稼いだお金で、美味しいものを食べるようになりました。高校時代の部活動(水泳部)の帰りに、初めてモスバーガーのハンバーガーを食べて、おいしさに感動したことを覚えています。 【大学生時代】 成城大学法学部卒業、専攻は国際関係論、国際政治論。 東京ディズニーランドでのアルバイトに熱中し、貯まったバイト代で、複数回の海外旅行をしました。 オーストラリアでは、語学学校のクラスメートと川沿いのおしゃれなテラスレストランでのランチ、ロンドンの歴史ある有名ホテルでの本場のアフタヌーンティーや、卒業旅行で行ったフランス領ニューカレドニアで、アパートメントホテルに滞在し、市場で食材やワインを買ってきて、友人たちと料理を作るなど、今の旅にも通じるような、旅先の地域の特色を生かした飲食体験を最大限に楽しむ方法を見出す、原点ともいえる経験をしました。 【20代】 大学卒業後は、入社説明会や採用面接に行くたびに、お菓子が食べられることに魅かれてしまったこともあり、首都圏に展開する洋菓子チェーン店に新卒で入社しました。首都圏の百貨店内(いわゆるデパ地下)にある店舗での洋菓子の販売と店舗運営に携わりましたが、体調を崩し、4か月で退社しました。 その後、国家資格「総合旅行業務取扱管理者」の取得を機に、学生時代から興味のあった旅行業界に転職、旅行業者2社で国内外の旅行商品の接客販売や法人営業アシスタントを経験した後、英国本社の外資系大手旅行会社(ランドオペレーター)の東京支社に中途入社しました。 約5年半、欧州方面の団体旅行の手配やホテルの予約に携わり、中でも、料理教室、ワイナリーや生産地訪問などを含む、グルメツアーの手配や、担当するツアーの食事内容をコントロールするのが、非常に楽しい仕事でした。 プライベートでは、友人との食事会の幹事役を積極的に引き受け、雑誌の情報などを頼りに、魅力的な飲食店を選んで提案し、主に東京都内での飲食を度々楽しんでいました。 また、印象派などのアートと、フランス料理をはじめとする欧州の食文化に特に興味を持ったことから、欧州文化への理解を深め、快適な旅行ができるよう、週末はフランス語講座に通い、長期休暇中には、フランスでホームステイや語学学校に通うなどして、フランス語を学んでいました。 【30代前半~フランスのビジネススクールへ留学】 当時、何となく考えていた2つの願望、①人生の数年間を欧州で暮らす、②今後のキャリアアップに向けて、大学院で専門的に観光ビジネスについて学ぶ、が同時にかなえられるチャンスを見つけ、フランスのビジネススクール(ESSEC IMHI, 米国コーネル大学ホテル経営学大学院との提携プログラム)に入学し、2年間、パリ郊外の学生寮に住みながら、ホスピタリティ・マネジメント(ホテルやレストランなどサービス業に特化した経営学)を学びました。 世界約20カ国から来たクラスメート、50人以上と肩を並べて英語での授業を受け、ディスカッションし、時には徹夜もしながら授業の課題に取組む、ハードな学生生活を送り、ホテル経営学修士(MBA in Hospitality Management)の学位を取得しました。2年間、多様な、異なる文化的背景をもった人々と共に過ごし、目標達成に向けて意見を交わす、貴重なグローバル体験でした。 留学時の学生生活は、ブログとしてこちらで公開しております。 学業に支障のない範囲で、フランス滞在中は、パリの人気レストランでの飲食や、欧州各地でワイナリーや菓子工房、市場など、フードツーリズムの現場を訪問もしました。 また、留学前(2001年)より師事する、郷土料理研究家・食文化研究家の並木麻輝子氏による、フランス視察や食べ歩きツアーに一部同行、訪問スポット選定のサポートなど、お手伝いをさせていただきました。 【30代半ば~/2000年代後半】
帰国後(2005年)、訪日外国人旅行(インバウンド)業界への転向を志願し、(実は、留学前にも勤めていた)外資系大手旅行会社(ランドオペレーター)の訪日旅行(インバウンド)部門に入社しました。 国内宿泊施設との客室販売取引、旅行予約サイトのコンテンツの管理、インバウンド市場に関する調査、プロモーション企画などを担当し、顧客である海外の取引先(旅行会社)は、ローカルな旅行代理店や学生旅行専門店から、大手旅行予約サイト、航空会社まで、エンドユーザー(旅行者)の国籍は欧米、オセアニア、アジア、中東など世界100か国以上から、顧客層もバックパッカーから王族までと幅広く、多様な訪日旅行マーケットに携わりました。 一方で、同僚や海外から日本を訪れる方々と話をすると、訪日旅行においても、古巣の日本からの欧州旅行においても、海外旅行中の「食事」は、お客様(旅行者)にとって非常に期待の大きい体験であることが多いと実感しました。
ちょうど、その時(2007年11月)、アジアで初めてとなる「ミシュランガイド東京 2008」が発売された際、150軒のレストランが1~3つ星に認定され、「最も星付きレストランの軒数は、東京が世界最多」との発表があり、先述のように考えていたことが客観的に証明されたともいえ、ますます、日本のフードツーリズムの観光資源の価値の高さを確信しました。(ちなみに、15年後の2023年版でも、ミシュラン星付きレストランの軒数が世界最多、という東京の地位は維持されています!)
【40代~/2010年代~】
そこで、訪日旅行者の方のご要望に応じ、日本国内の飲食店の選定と予約代行、メニュー選定のサポートを行う有料のサービスを提供するため、会社員を辞め、フリーランスとして独立する決心をしました。 会社を退職したのは、折しも2011年3月、東日本大震災と原発事故があり、それまで増えつつあった訪日旅行者が激減した時期となりました。しかし、長期的には、訪日旅行市場の更なる成長と、観光資源としての日本の飲食体験の重要性が高まることは間違いない、と確信していましたので、スロースタートとはなりましたが、独立前からの決心と方針は変更することはありませんでした。 このような経緯で「Food Tourism Japan Consulting」が誕生しました! 2011年9月には、Food Tourism Japan Consultingのウェブサイトを開設し、外国人旅行者の方向けに全国の飲食店の紹介、予約手配、グルメツアーの日程提案を行うサービス「Dining Experience Planner」の提供を開始しました。(2014年12月にサービス終了)並行して、英語で日本の食文化を紹介するブログAbout food in JapanのFacebook, Twitterのアカウントを開設、ソーシャルメディアからの情報発信を開始しました。
2015年、訪日旅行市場の成長と拡大が続き、観光産業専門のコンサルタントとして、フードツーリズム以外の分野のお手伝いをすることも増えてきたため、新たな屋号「東京観光経営コンサルティング事務所」を開設しました。観光産業の事業者様などへのお手伝いは主として、こちらの屋号にて行っております。 【所属・登録、所有資格】 Certified Culinary Travel Professional(CCTP)(世界的なフード・ツーリズムの業界団体World Food Travel Associationによるフード・ツーリズムの専門家としての認定) 日本フードツーリズム学会 会員 中小企業診断士 (東京都中小企業診断士協会城東支部所属、2013年登録) 総合旅行業務取扱管理者(1995年) TOEICスコア 940 (2005年9月) LinkedInプロフィールはこちら |